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いつか完璧へと辿り着いた時

SENSE or LOVE感想(ソロ曲編)【忘れるよりも速く】

 

よさみ深みのHey! Say! JUMP6thアルバム"SENSE or LOVE"の感想をつらつらと。

 

発売日に少し聴いてから時間が経ってないので、正確さ等欠けてると思われますがご容赦ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

ソロ曲編

1.Do it again / 山田涼介

 

抑え気味なバックグラウンドの一方で、静かに淡々と、流れるように聴こえてくる山田さんの声。"近づいてよ もっと" "そらさないで"と目の前の愛する人に囁く歌声が実に甘美で切ない。以前雑誌で本人が言ってた気がするけどこれはバラードかな?

静と動を使い分けるような曲調は聴きごたえ抜群で、アルバムを買ってDisc2から手をつけた私にもパフォーマンスで勝負に出た今回のアルバムの姿勢が伝わりました。歌を活かすためのものとしての"楽曲"がギュッと集まったアルバムになったのでは。

愛で繋がっていた二人の関係を"Do it again"と祈るこの曲はディスクのトップバッターに相応しいと思いました。ただのいつもの並び順とかではなく、本当に素晴らしい曲順でまとまったアルバムですよ…。このDisc2だけで3996円の価値がある。

 

 

2.159 / 知念侑李

 

どす黒知念ワールド音源化の末路。

「感覚も愛も関係ねぇ!!!」と言わんばかりの勢いで畳み掛けてくるのすこ。

二次元オタク出身からすればこの曲はトッティとしか考えれなかった。おそ松さん視聴済みの方よ、聴 け ば 分 か る 。

初っ端のウィスパーボイス、ナルシスト全開の歌詞の間に入り込むダンダラダンダンダラダンダ-ンといい声で遊びに来てる。よく聞いても聞かなくてもクズっぽく仕上がってます。(語弊)

サビの"世の中やさし"と"とにかくやさし"から伝わるPERFECT HUMAN感が似合ってて憎たらしいけどやっぱり可愛いんですよ…ビジュがいいから……。あとさりげなくたまにいいこと言ってるような。

ラスサビ前に明らかになる衝撃の事実は実際に聴いてお楽しみください!(満面の笑み)

 

 

3.Waiting for the rain  /中島裕翔

 

変態的なアシッドジャズって言ってたじゃん!!えっちくないじゃん!!!(個人の意見です)

でも曲自体はとても好みで、冷めきった愛に雨を眺めながら苦悩する中島裕翔をしっかり堪能できます。ドライな声質でさまざまな色に変われる裕翔さんの声にピッタリ。暗い失恋ソングからドラムで駆け抜ける爽やかソングまでハマるからすごいですよね。

ちなみにアシッドジャズとは、"ジャズと電子楽器などを融合させてつくられたクラブ・ミュージックの一つ"とのこと。電子楽器といえばEDMのイメージが強かったけど、ジャズにもそういった分野があるんですね。φ(._. )メモメモ

 

 

4.条件反射 / 伊野尾慧

 

楽しくてハッピーな曲って言ってたじゃん!!えっちいよ大満足だよ!!!!!(個人の嗜好です)

初聴きは必ず歌詞カード見ながらやってるけど最初の3フレーズがめそくそえっちくて即ノックアウト。背徳に悶えながら縄でくくりつけられて伊野尾さんに堕とされたら生きて帰れるんですかねこれ…。

"快楽"、"思考回路飛び越えて"というワードから、こちらはDo it againとは対照的に感覚で繋がった関係を表してるようで。他のメンバーが真っ当な恋愛ソング多めになるのを見越してこれを頼んだとしたら伊野尾慧策士だよ。彼はグループ全体のことを考えられると圭人さんが言ってたけど、つまりこういうことなのかな。自分を殺さず集団を生かす。

伊野尾さん、末恐ろしい存在だ。

 

 

5.Bubble Gum / 有岡大貴

 

多分「Bubble Gumとかいうタイトル有岡大貴らしすぎてやばくない?」って言ってた有岡担はギャップの暴力くらったと思われる。

前々から期待値上げるような発言を繰り返してただけあって、左右のイヤホンから聞こえる有岡さんの声が別人と別人でくらっくら惑わされるの異空間トリップみたいで不思議な感覚するのすごい。これをライブでどう披露するかが想像つかない。あとラスサビ前のファルセットが綺麗で、有岡さんの高音意識したことなかったかもなあ、なんて新しい発見。

 

 

6.題名のない物語 / 髙木雄也

 

スローテンポなピアノの旋律に滑り込んでくる髙木さんの声の破壊力。COSMIC☆HUMANのソロパートで高音が綺麗で歌唱力磨きに力を入れてたのが伝わったけどこの曲はさらに聴覚に直に伝わってくる。Eveと聴き比べても高音が聴いてて心地よくなり、表現の幅がグッと広がりました。ステージを暗くして、バックスクリーンに灯篭を浮かべる映像を流して歌って欲しい。

夢でしか会えない"君"との隔たり、愛情が胸に響いてくる、切なくも優しい曲。BANGER NIGHTが今のHey! Say! JUMPだから披露できる曲であるように、題名のない物語も今の髙木雄也だからこそ歌える曲ではないでしょうか。

好きな人を夢で見るときって、その人との恋愛が上手くいってないサインらしいですね。それを踏まえてこの夢を見てた時の髙木さんの心情を考えると…、あっだめだ自分の失恋思い出して泣けてくるわ…感情移入……。

 

 

7.PINK / 八乙女光

 

前の曲がテンポがゆったりしてて歌詞の文字数が少なめな分、ラップも盛り込まれた歌詞の文字数の多さにカードを見ながら面食らいました。実際曲が流れるとさすが八乙女光ソロ曲。キャッチーな効果音の連鎖から始まるクラップとベースラインで「あぁ^~とめの曲ゥ^〜」と一気に曲に引き込んでくれました。あとBメロ頭の歌い方が今まで聴いたことのない八乙女さんの歌い方でした。FC限定動画で山田さんが「ひかっぽいけどひかっぽくない」と言ったのも頷ける。誰がこれを聞いてこの方をバラエティ物忘れおじいちゃんだと思うだろうか。

ちなみにこの曲の歌詞もよく聴くとえっちいけどそれを超える勢いで散りばめられるエフェクトとトランペットの音とかがかっこいい。聴けば聴くほどハマりそうな予感。

 

 

8.流星の詩 / 薮宏太

 

Disc2の真打且つ最大級涙腺決壊ソング。

そう、Hey! Say! JUMPには薮宏太がいるんです。豊かな表現力と技術の歌声を持ち、さらなる飛躍が確約されていると言ってもおかしくない頼もしいメンバーが。そんな薮さんは高い実力を持つ反面、長いソロパートというものはあまりなく、フェイクやハモリといった裏側での活躍が目立ちます。

しかしこうして5分余りの時間を与えられてじっくり聴くと、歌声の余韻まで心が込められていて、真っ直ぐで伸びやかな声は、亡き恋人(ここでは亡くなっていると考察)の魂が宿る空まで届けるための詩にシンクロしていて…、これ薮担じゃなくてもしんどい。薮さんのソロ曲はJUMPについて知るようになって少し経った頃から楽しみにしてたから本当に聴けてよかった…。改めて薮担の皆さまおめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

ユニット曲と全形態共通の楽曲に関しては次の記事で。現場参戦よりも早く書けるかな。